そびえる山々、美しい渓谷に断崖、雄大な滝。ぶんご大野は、9万年前の阿蘇山大噴火の名残で、多様な地形・地質がみられる場所です。そんな独特な大地に、わたしたちは代々、田畑で米や野菜をつくり、山で椎茸を栽培し、石に仏像を刻み、神楽を舞いながら、この「里」を育んできました。
いま、JRの6つの駅がそんな市内の各地をつなぎ、5つの道の駅もそこから採れる豊かな農作物でいっぱいです。里山の小道を歩くために海外から人々がやってきます。充実したスポーツ施設を利用しての、合宿旅行も増えています。
「人と伝統といま」が結びついた「ここにしかない」場所、「ここでしかできない」旅。それをわたしたちは「里の旅」と名づけました。
列車で。車で。自転車で。歩いて。広いから、ゆっくりと、どうぞ。